突然ですが、皆さんは適性検査を受検したことはありますか?
入社時に限らず、またCUBICのみに限らず、受検のご経験がある方もいらっしゃると思います。
弊社の新卒採用でも、学生の自己理解を深めるため
最終選考のワークショップで適性検査の結果を活用しています。
そんな中、今年新卒で入社した社員から、適性検査にまつわるこんな話を聞きました。
=======================================================================
彼女が自分自身の適性検査の結果を初めて見たのは、トライアンフに入社する前でした。
結果を見たとき「私ってこんな人間なの!?」と思ったそうです。
・意外と高い内閉性(社交意識の低さ、対人関係に対する消極性)
・意外と低い協調性(話し合いや共同作業を円滑に進行させるための努力度)
・著しく高い競争性(負けん気の強さ、自己中心性)
誰とでもうまく付き合うことができ、協調性があると思っていた彼女は
この結果を見てとても驚いたとのことですが、入社後に同期にこの結果を伝えると
「最終選考の様子を見てたから、納得できる」と言われてしまったそう。
しかし、最終選考での自分の行動を思い返してみると、思い当たる部分があったとのこと。
彼女は、チームのメンバーが出した結果に納得できないときは話し合いに参加しなかったり、
自分の意見をメンバーとすり合わせる努力をせず飲み込んだりと、
「あの時の私は、協調性に欠けていたかも?」と、新たな自己理解に繋がったそうです。
=======================================================================
つまり、彼女自身は「協調性がある」という認識を持っていたのですが
最終選考でとった行動は「協調性に欠ける」ものだったということです。
その実際の行動として現れた彼女の特性が、CUBICには数値として出ていたのですね。
適性検査の結果は絶対的なものではありません。
しかし、多くの企業が適性検査を活用している背景には
このような見抜きが関わっているのかもしれません。