採用を成功させた中堅企業様が社員にしていたこととは?

こんにちは、トライアンフ CUBIC サポートセンターです。

8月上旬。つい数年前までの新卒採用は、多くの企業様にとって一息つけるタイミングでした。前年度の新卒採用が決着し、振り返りつつ次年度の採用の目標を検討するのがこのタイミングです。

しかしここ2,3年、いうまでもなく状況は大きく変化しました。前年度の新卒採用活動の継続、次年度のための振り返りと全体企画、そして夏季インターンシップの実施。まさに「考えながら走」らざるをえないのが、今の新卒採用活動です。このように振り返りも企画も時間をかけられない中、何を優先して検討すべきか。

今回は、私たちのお客様の事例をご紹介します。

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業界の中では非常に有名な知る人ぞ知る企業様(以後A社)では、2017年の新卒採用を追え自社で振り返りを行う中で、成功・内定辞退や若年層離職の緩やかな増加、説明会参加人数の減少等、その前までは顕在化してこなかったさまざまな問題が発覚していました。

そのため、先ずはそれぞれの問題に対処するためのスカウトサイトやイベント参加、フォロー研修等を検討。しかし、検討すべき事項が多いのと、導入効果の見通しが難しく、一方で予算面の限界もあり、検討が行き詰ったそうです。

そこでA社が行ったのは「発想の転換」。振り返りにも企画にも十分な時間がとれず、対処療法では問題解決に限界があることから、「新卒採用の成功=入社後離職せず活躍する可能性が高い人材の獲得」という本来の目的に立ち返り、その人材を明確に定義づけられていないことが本質的な採用課題だと位置づけられました。

そのため、結局A社が採用の問題解決のために実施したのは、「社員への適性検査受検」でした。活躍・定着している若手人材を定義化するために適性検査受検を実施、共通項を把握し、それを採用の基準としたり、該当する人物が魅力的に感じるよう採用選考フローを一新。結果として、特に辞退に関しては昨年実績を超える成功を修められたのでした。

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何が起こっているのか、事実を把握し問題と認識することはもちろん重要ですが、さらに大切なのはその問題にどのようにむきあうか、ということです。月並みな言葉ではありますが、対処療法に終わらず目的に立ち返ることで、より本質的な解決に近づけます。(特に、何年も継続実施されている新卒採用は、本来の目的(=どのような人材を採用すべきか)が見失われがちです。)

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